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2017年11月12日 (日)

司書子さん☆今月の一冊二冊 2017年11月

『学校では教えてくれない!国語辞典の遊び方』 
                   サンキュータツオ著
              (角川文庫)KADOKAWA2017(4版)
 200冊以上の辞書を収集し、辞書一冊一冊の個性特性キャラクターに入れ込み読み込んだ著者が、その違いを私たちにもわかるように、その知識を“解放”してくれる。国語辞典といっても、「語感」や「表現読解」の辞典など、ふだん手に取ることの少ない辞典もオススメされていて、新たに発見した気分を味わえる。オススメどころの辞典もキャラが立っていて、自分のお気に入りの辞典がどう分類されているのか読んでみるのも楽しい。編者のこだわりの差やルーツなど、それぞれの辞典の深い味わいが感じられて、辞典を選ぶのが楽しくなりそうである。
 2013年に出版されていたものを改訂・文庫化。夏のカドフェスに入っていたので、目につき手に取りやすくなっている。そして手に取る自分であった・・・・・・。
                                       (OY)
『発達障害の僕が輝ける場所をみつけられた理由』 
                            栗原類著
                           KADOKAWA 2016
 
 いまさらここで紹介しなくても十分話題かと思いますが……。
 「ネガティブイケメンモデル」として世に出た栗原類(少々変わっているようには見えてもネガティブとは思わなかったですが…)。しかし彼は発達障害(ADD:注意欠陥障害)で、時間を守ることや人の表情を読むことなどがとても苦手だそうです。8歳の時に発達障害の診断・初期のサポートをアメリカで受けることができたこと、日本での主治医も近くに見つけられたこと、母の理解、そう、彼はラッキーでした…が、そこで「なーんだ」と本を閉じないで!当事者、母(も発達障害)、主治医、友人(又吉直樹)と、本人や周りの話が1冊におさまっている読みやすい本です。サポートや理解の大切さ、「少しずつできることを増やしていけばいい」「自分でいいんだ」というメッセージはどんな人にも届くと思います。
                                       (WM)

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