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2016年3月

2016年3月31日 (木)

司書子さん☆今月の一冊二冊 2016年3月

司書子さん☆今月の一冊二冊 2016年3月


ふたえ 』  白河三兎著 祥伝社 2015年刊

ドン臭い「ノロ子」、地味少年「ジミー」、将棋マニアな「劣化版」、無口で影の薄い「美白」、シュールで占い好きの「タロット」、あわせて5人は、教室の片隅でひっそりと生きる「ぼっち」(高校生)たちであった。そこに一匹狼で、破天荒な転校生「手代木」が現われ、その日常が少しずつ変化し始めていく。それぞれの人生で始まる大冒険。舞台は修学旅行で訪れた京都。マンガミュージアムにいる筈だった四日間に、次々とおこる青春イベント!   6編からなる切なくて爽やかな短編集のようでいて、全編を通して大きな謎(トリック)が埋め込まれている。修学旅行の班メンバーは6人のはずなのに、なぜか7人いるような気がしてくるというミステリー!。話のあちらこちらに潜まれている謎めいたキーワード。そしてそのすべての謎がラストの章であかされる。(とんでもないどんでん返しが…)。   いや~これは傑作ですね。一本取られたようなすがすがしさがあります。あとタイトルも 本の表紙も意味深で、とても凝っていますね。(表紙の絵にひっかかりました) 「これだから読書は止められない…」そんな気持ちになる作品でした。(S)


『はたらく細胞』 1~2巻(既刊2冊、以下続巻) 清水茜著 講談社 シリウスKC


肺炎・花粉・インフルエンザ・食中毒・熱中症・ガン…。 体は日々数々の脅威にさらされている。その時体内ではどんなことが起こっているのか。 体を守る細胞一つ一つが自意識を持っていたら?「細胞擬人化漫画」です。(あ)

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2016年3月 6日 (日)

司書子さん☆今月の一冊二冊 2016年2月

司書子さん☆今月の一冊二冊 2016年2月

むしのほん』  エドワード・ゴーリー作  柴田 元幸訳  河出書房新社  2014年刊


蟲の神』  エドワード・ゴーリー作  柴田 元幸訳  河出書房新社  2014年刊

エドワード・ゴーリーの『むしのほん』『蟲の神』という絵本を紹介します。

彼の絵は黒一色で線の多いのが特徴ですが、ごく初期の『むしのほん』は線が単純でむしに赤・黄・緑の色がついています。そのカラフルなむしたちが、真っ黒な邪悪なむしをやっつけるという単純なお話です。でも、彼の話がそんな単純な話のはずはないのだが……。もう片方の『蟲の神』は彼の特徴をよく表し黒一色の絵本です。誘拐された子どもの話で、言うことを聞かないとひどい目にあうという教訓的な話ですが、彼がそんな作品を書くはずがないとしたらその真意はどこにあるのでしょうか。さて、かわいらしげな『むしのほん』、おどろおどろしい『蟲の神』、あなたはどちらが怖いと思いますか。(み)

『虫の虫』 養老孟司著 廣済堂出版 2015年刊
もう一冊は、養老猛さんの『虫の虫

。養老猛といえば、解剖学者で『バカの壁』など脳に関する本を多数書き、テレビにも出ている有名人ですが、超がつく虫好きです。彼の虫に関するエッセイとラオスでの虫採りのお話の本です。虫が嫌いな人は絶対読めない本だと思います。虫が好きな人、ちょっと興味がある人ぜひ読んでみてください。前半のインドア編は、屁理屈をこねまわしている部分もあるが、後半のアウトドア編「ラオスで虫採り」はとってもおもしろいです。

『心にナイフをしのばせて』奥野修司著 文藝春秋 (文春文庫版は2009年刊)

 少年Aの某書を読むよりも、この本を読む方がずっと自分のためになる、と思います。

 神戸連続児童殺傷事件の28年前に、高一の少年が起こした残忍な殺人事件。著者は丹念に事件を調べ、被害者家族の人生を追いかけています。同級生に息子(兄)を殺された被害者遺族の心の傷は深く、理不尽な思いばかりが募り、読後も納得できない思いだけが残ります。犯罪を――殺人を――犯す、ということが、遺された人たちをどれだけ苦しめるのかということを知ってほしい。被害者遺族の心を癒やすことができるのは、犯した罪を心から悔い、罪を償う気持ちを抱いてくれることだけなのかもしれません。それができないなら、更正したとは言えないのではないでしょうか。
 私は単行本で読んだのですが(文庫化もされています)、2006年の刊行当時から被害者家族の救済に関してはわずかしか進んでいないのでは?という気がします。誰もが納得できる救いを得られることを願ってやみません。(よ)

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今月のししょこさん’S図書館:2016年2月

今月のししょこさん’S図書館:2016年2月

3月になってすでに1週間近くたちましたが・・・2月の展示写真を紹介します。

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上の2枚は2月の壁面構成。有名お菓子のキャラをペーパークラフトのデザインに利用させていただいています。ちなみにコアラはクラフト紙の古封筒(いわゆる茶封筒ですね)を利用して作ったのだそうです。

2月のイベントで高校生が大好きなのがバレンタインデー。恋(ハート)とスイーツを展示のテーマや装飾モチーフに取り入れている学校が多いです。

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↓北欧風の立体的な切り紙モビール。↓

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↑↓室内装飾はガーリーにまとめたとのことで、吊し飾りはハート。ピンクと赤の紙テープで作ったそうです。
入り口の大きなピンクのリボンは薄様紙。ウェルカムリースもハートで。
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ここで紹介した「おいスイーツコンテスト」第2弾もこの時期に。今回は男性教員2名からの応募もあったとか。


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↓華道部の展示(「来ぶらりライブ」イベント)
右側の3つ、花器が本の形をしています。 


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節分の展示。

↓ペーパークラフトの海苔巻です。

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↓鬼とお福の切り紙窓飾り

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猫の日の展示

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Nekonohi


↓国語の授業で作ったPOPを図書館で展示↓
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